こんにちは、なべです!
今日のテーマは「インナードライ肌」。表面はベタついたりしているけれど、なんだか突っ張っている感じがある人は、インナードライ肌の可能性があります。
- 肌に弾力がない
- 透明感がない
- ごわついて、肌に厚みを感じる
インナードライ肌の特徴です。どれも、ベタつくというのは前提です。ベタついてテカるので、脂性肌だと思い込んでケアをしてしまうと、さらにインナードライはひどくなっていきます。
ここでは、インナードライの原因とケア方法についてまとめました!
インナードライ肌の原因
インナードライ肌というのは、肌の内部が乾燥している状態で、その乾燥を補おうとして皮脂がたくさんでる状態をいいます。基本的には肌のターンオーバの乱れや、バリア機能の低下から起きることが多いです。
1.刺激が強すぎるクレンジングや洗顔
大きな原因となるのが、刺激が強すぎるクレンジングや洗顔です。ベタつくからと言って、さっぱり洗うことができるものを使ってしまうと、必要な水分や油分まで奪われてしまいます。
ただでさえ、肌の内部は乾燥しているのに、さらに乾燥を進めてしまうので、注意が必要ですね。
洗い方に関しても、ゴシゴシこすることも原因の一つです。摩擦を起こして顔を洗うと、皮膚表面に細かい傷ができるようなものなんです。
その傷に、ホコリやPM2.5などが付着すると、かゆみや炎症を起こす可能性もあります。
2.過度なスキンケア
肌のターンオーバーや、バリア機能を正常化するには、肌の乾燥状態に合わせたスキンケアが必要です。気になるからと言って、たくさんの美容液などを重ねてしまうと、そのこと自体が刺激になることがあります。
あれこれ重ねていると、肌がもともと持っている、肌を守る力も衰えてしまいます。やればやるほど良い、というわけではありません。
3.痒みや赤みを放置すること
花粉症のシーズンなどは特に注意が必要です。インナードライ肌では、肌を守る力が低下しています。(バリア機能)そのため、花粉などの刺激も受けやすくなります。
その自分で肌を治す力がない時に放置してしまうと、バリア機能が働かず、大きな炎症に繋がってしまうのです。
4.その他
そのほか、日焼け止めを塗っていない状態で紫外線を浴びることや、日常のストレスも、インナードライの原因になります。紫外線は、日焼け止めを塗ったり、UVカット効果のある化粧品を使うことで解決できます!
ストレスに関しては、個人差があります。なかなか改善が難しいところですが、心と体は繋がっているという意識をもつといいですね。
インナードライのケア方法
インナードライには、様々な原因があることがわかりました。続いて、インナードライをケアする方法を紹介します!
1.クレンジングと洗顔は肌に優しいものを選ぶ
ちょっと当たり前の答えになってしまいましたが・・(笑)
具体的にいうと、まずクレンジングは、脱脂力の強いオイルタイプは控えた方が良いです。(一概には言えませんが、基本的にオイルは界面活性剤の使用量が多いため、刺激が強いとされています。)
ただ、オイルの種類によっては、インナードライでも使えるものがあります。アルガンオイルやオリーブオイルなどの油脂系のオイルなら刺激は弱めです。
インナードライ肌におすすめのクレンジングは、ジェル・ミルク・クリームタイプのものです。物によっては、濃いメイクが落ちないこともあるので、適度なクレンジング力があって、肌に優しいものがベストです。
部分的に使う、アイメイクリムーバーなどと併用するのもおすすめですよ!毎度紹介していますが、おすすめのクリームクレンジングについては以下の記事に書いています!
毛穴の黒ずみはポンズのクリームクレンジング で改善する - なべの美容日記。
洗顔については、クレンジングほど慎重になる必要はないですが、しっとり系のものを選び、濃密な泡で洗うと、摩擦が軽減できますよ!
2.保湿はシンプルケアにとどめる
インナードライ肌は、乾燥肌かつ敏感肌です。あれこれつけずにシンプルなケアにとどめましょう。
化粧水は、保湿力の高いヒアルロン酸やヒト型セラミド、プラセンタなどが配合されているものがおすすめです。
乳液やクリームは、つけすぎに注意してください。セラミドやスクワラン、シアバターが配合されているものを選ぶといいですよ。
お風呂から上がったら、すぐに保湿をすることも大切です。お風呂から出ると、急激に肌は乾燥していきます。ケアをしていない状態だと、肌を守るための皮脂膜がまだ形成されていません。なので、そこに乳液やクリームなどで人工の油膜を作り、肌を守るようにしてくださいね。
3.症状がひどい場合は皮膚科へ
花粉症やアトピーなど、アレルギーによる炎症がひどい場合は皮膚科を受診しましょう。自分の判断で、あれこれ塗ったりしてしまうと、余計にひどくなることもあります。
4.内側からもアプローチできる
クレンジングやスキンケアなど、外からの改善方法を書きましたが、内側からもアプローチができます。
- 水分
- セラミド(こんにゃく、わかめ、大豆、黒豆、小豆、ひじきなど)
- ビタミンA(レバー、うなぎ、青魚、卵、乳製品など)
- ビタミンB(豚肉、レバー、卵、大豆、納豆など)
上記のものを積極的にとることで、肌を形成する元になったり、潤いを保ったり、炎症を抑えたりする効果が期待できますよ!
他にも、お風呂の入り方で敏感肌や乾燥肌を改善できることもあります。それについては下記の記事で書いてあるので合わせてどうぞ!
肌荒れが気になる、乾燥肌の方必見!正しいお風呂の入り方 - なべの美容日記。
できることから少しずつ
たくさん書きましたが、自分ができるところから、少しずつ実践してもらえればいいなと思います。あれこれやろうとすると大変ですからね・・(笑)
肌や体質は人それぞれなので、自分にあったアイテムや、スキンケア方法を見つけるのはとても難しいことです。その中で、少しでも参考になれば嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました!